1964-06-09 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第56号
また酪農生産振興上、農業協同組合または農業生産法人などによる牧野経営の必要あることにかんがみ、本法案にこのことについても配慮をいただきたいのであります。 また、これら次官通達にしても、この林業基本法案にいたしましても、林野の活用をはかることについて、単に利用地域圏を設定することに基調を置いておりますが、主要収益圏を設定するのみでは、真に林野の農地または草地の高度利用は期しがたいのでありまて。
また酪農生産振興上、農業協同組合または農業生産法人などによる牧野経営の必要あることにかんがみ、本法案にこのことについても配慮をいただきたいのであります。 また、これら次官通達にしても、この林業基本法案にいたしましても、林野の活用をはかることについて、単に利用地域圏を設定することに基調を置いておりますが、主要収益圏を設定するのみでは、真に林野の農地または草地の高度利用は期しがたいのでありまて。
第二番目に取り上げておりますのは牧野経営の問題であります。日本の草地をいろいろと生えている草によっていろいろなタイプに分類してみようという試みを三年前から始めております。申すまでもなく、林業の方では、ヒノキの林とブナの林ではその経営の仕方がはっきり違っております。と同じことが草地でもなされなければならないのではなかろうか。
畜産の振興と牧野の生産性の維持向上及び牧野経営の合理化とが極めて密接不可分の関係にありますことは、ここに申上げるまでもないところでございます。
特に現下の飼料事情におきましては、牧野の生産性の維持向上を図り、牧野経営の合理化を促進する必要が倍加していると共に、他面又国土の保全上から牧野の緑化促進が要請されているのであります。
特に現下の飼料事情におきましては、牧野の生産性の維持、向上をはかり、牧野経営の合理化を促進する必要が倍加しているとともに、他面また国土の保全上から、牧野の緑化促進が要請されているのであります。
従いまして諸外国の例等は、もちろん十分これを模範にいたしまして、今後の牧野経営の改良には力をいたして行きたいという考え方はいたしておるのであります。